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編集王(3)

「ヤングシャウト」編集部の紅一点・目白通代は、担当作家である甲州から担当を代わってほしいと言われてしまう。
カンパチは落ち込んでいる目白を元気づけようと、作家・青山のもとへ連れていくが…。
即戦力となる新人の確保のために、マンケに参加した同人誌作家からの持ち込みを待つカンパチ。
しかし、誰もやって来ない。
編集長を黙らせるだけの形を残さなければ、クビになってしまうカンパチは…。
五日市は、たった一人の文芸部編集者。
かつては出版社の柱であった文芸部だが、現在はマンガとヘアヌードに予算を回してもらっているという状態である。
文芸部の先行きに不安を感じた五日市は…。
作品を持ち込みにきた女子大学生・山手さゆりの担当になった本占地は、美人で若いさゆりのことが気になって仕方がない。
しかも、さゆりの作品はとても面白いもので…。
大物作家・マンボ好塚は今ではかつてのような創作意欲もなく、ゴルフや酒にあけくれる毎日を送っていた。
そのマネージャー・仙台角五郎もペンも持たなくなった好塚に失望していた…。
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